こんにちは、フリーライターのかのぽむ(@kanopom_writing)です。
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトには、毎日色々なライティングのお仕事が掲載されています。
在宅ライターである私たちは、そのたくさんの依頼を1つ1つチェックしながらお仕事を探す訳ですが、最近「あれ?なんかこのプロジェクトは怪しいなぁ・・・」と思うものが増えているような気が。(^^;)
今日の記事では近頃増えてきている「報酬金額がわかりにくいお仕事」についてお話ししたいと思います。
案件名はお仕事探しの重要なポイント
ライティングの依頼内容を確認する時、まず誰もが案件名(タイトル)部分をチェックすると思います。
例えば1000文字=1000円の記事だったら、「【1000円】〇〇〇についての記事執筆・1記事1000文字」という感じですね。
こんな感じで文字数と報酬金額がきちんとタイトルに書かれている場合。
自分の希望する文字単価と照らし合わせることができるので、とても助かります。
(毎日アップされる膨大なご依頼の中から、良い案件を探すのは本当に大変・・・)
このように金額をしっかりとわかりやすく書いてくれているクライアント様は、対応も丁寧できちんとしている方が多い印象です(あくまで私の経験ですが・・・)。
次のパターンは、「【高額報酬・長期継続】〇〇〇についての記事執筆・毎月5万円以上!」というもの。
高額&長期継続と言われるとかなり心惹かれる内容ですが、クリックしてプロジェクトの詳細を確認してみると、がっかりすることが多いです。
例えば「1000文字=500円、月100本を納品で5万円」とか・・・。
そりゃあ100本書けばそれぐらいの金額にはなりますよね。
タイトルには高額と書かれていますが、1本あたりの報酬が高い訳ではありません。
こんな感じで色々な案件がある訳ですが、最近「これってわざと報酬をわかりにくくしているの?」と、感じるものが増えてきているような気がします。
タイトルがまぎらわしい場合がある
例えば「【1000文字】〇〇〇についての記事執筆・1記事1000円」というタイトル。
この案件を見た時、あなたはどう感じますか?
『1000文字で1000円、文字単価1円だ。』と思う方が多いのではないでしょうか。
一番最初にお話ししたタイトル例の「【1000円】〇〇〇についての記事執筆・1記事1000文字」と似ていると感じませんか?
(1000円と1000文字の部分が入れ替わっただけですよね(^^;)!)
でも実はこれ、内容は全然違うんですよ。
どういうことがご説明しますね(^^)。
実際にこの案件をクリックして詳細を見てみると、最後の方に「なお1000文字以上×10本=10,000文字以上を1記事としてカウントさせていただきます。」と書かれていました。
↑これを見た時に「え?どういうこと?」と思いました。
一般的には、1記事と言ったら1000文字×1本のことだと思いますよね?
しかし、このプロジェクトの場合は違います。
1000文字×10本=10,000文字で1記事とカウント。
1記事(10,000文字)=1000円。
つまり1000文字あたり100円ということになります。
このクライアント様のルールでは、これで1記事=1000円なのです。
うーん、ややこしいですね。わかりにくい・・・。
結局、この案件は文字単価0.1円。おわかりいただけたでしょうか?(;ω;)
安すぎますよね・・・。
案件名とのギャップを考えると『なんだか引っ掛けようとされている・・・?』と、勘ぐりたくなります(>_<)
モヤモヤとした後味の悪さを感じるのは私だけでしょうか・・・。
案件を選ぶ時には、詳細を念入りにチェック!
先程のような案件の場合、案件の隅々までしっかりと読んでいれば応募することはないと思います。
しかし、寝不足で頭がボーっとしていたり、忙しい合間にスマホで見ていたりすると、タイトルだけを見て勘違いしてしまう人がいるかもしれません。
そのまま提案し、プロジェクトが始まってしまえば、後から勘違いに気づいても何も言えないのです。
お互いの条件を確認して契約をしてしまっているのですから、悪い評価を付けられたくなければ、記事を最後まで納品するしかありません。
(クライアント様に勘違いをした理由を話して、理解していただければいいんですが・・・。)
最近このような書き方の案件が増えているのは、おそらくタイトルに「1000字100円」と書いても、なかなか応募が集まらないからだと思います。
少しでも注目を集め、多くの応募を集めるための手段なのかもしれませんね。
自分の身を守れるのは自分だけ!
プロジェクト案件に提案をする前には、内容をしっかりと確認することが大切。
そして、わかりにくい点があれば提案前に必ずメッセージでクライアント様に確認することをおすすめします。
この時の対応で、どんなクライアント様なのかも確認できます。
メッセージのやりとりで「相性が合わないな」「なんか嫌だな」と感じたら、提案をするのはやめておいた方がいいでしょう。
(不思議なことに、こういう場合の直感は当たっていることが多いです。)
自分の勘違いで失敗してしまわないように、私も気を付けたいと思います。
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