羊毛フェルト作品の制作に欠かせない道具と言えば「スポンジマット」が有名ですが、「ブラシマット」というものをご存知ですか?
細かいパーツ作りが多い方には、必需品とも言える便利なアイテムです。
今回はクロバー(Clover)株式会社様よりご提供いただいた、「フェルトパンチャー用ブラシマット(58-605)」について、実際に使用してみた感想(レビュー)を書いてみました。
今回紹介するアイテム
めずらしい!クロバー製のブラシマット
「クロバー株式会社(Clover)」は、ハンドメイド好きなら誰もが知っている老舗の手芸メーカーです。毛糸などの編み物のイメージが強い会社ですが、羊毛フェルト関連の道具も多数販売しています。
参考 クロバー株式会社公式サイト
今回ご提供いただいたのは「フェルトパンチャー用ブラシマット(58-605)」。
とてもめずらしいブラシタイプのマットです。
高品質な日本製
クロバーのブラシマットの大きさ・質感
フェルトパンチャー用ブラシマット(58-605)の大きさは、女性の手の平にちょうど乗るぐらい。作業面積は約70×85mmです。
ブラシ部分は適度な硬さがあり、しっかりとした質感。
この見た目から、お掃除用のブラシを想像する方も多いかもしれませんが、全くの別物です!
触り心地はとてもしなやかで、決して粗くありません。
ギュッと高密度に植毛されています。
新感覚ブラシマット
クロバー製ブラシマットの使用感をレビュー
それでは実際に使ってみます。
ブラシ部分が羊毛フェルトをしっかりと支えてくれるので、まったく沈み込みません。
フェルティングニードル(針)だけが、スッと抜けていく感じです。
ブラシの毛がガッチリと羊毛をホールドしてくれるので、小さいパーツも作りやすいです。
またスポンジマットは使っているうちに、欠けた破片が作品に混じってしまうのが弱点でしたが、ブラシマットは心配無用!
これまで使っていたスポンジマットとは、まったく違う……不思議な感覚。
フェルトパンチャー用ブラシマット(58-605)の魅力は、一度使っていただければ必ずわかっていただけると思います。
逆に気になったポイントは、使っていてカタカタと音がすること。
土台部分がプラスチック製で、ゴムやシリコンのすべり止めが付いていないため、机に当たって音がします。
気になる方は、カッターマット(カッティングマット)を下に敷いてから使用してください。
細かいパーツも楽々
ブラシマットをお手入れする方法
ブラシマットに羊毛が絡みついて残ってしまった時は、Clover アップリケパンチャー用 押さえ手のクリーナー部分を使ってお手入れしてください。
Clover アップリケパンチャー用 押さえ手を実際に使ったレビュー記事はこちら↓
【レビュー】クロバー製アップリケパンチャー用押さえ手/羊毛フェルト
ブラシマットのお手入れに最適
フェルトパンチャー用ブラシマットの感想まとめ
「フェルトパンチャー用ブラシマット(58-605)」について、実際に使用した感想を元に特徴をまとめると、以下の通りです。
レビューまとめ
- スポンジマットとは違った独特の使用感
- 細かいパーツを作る時に、沈み込まないので便利
- ブラシのおかげで、羊毛が動かない
- 針の抵抗が少ないので、疲れにくい
- スポンジマットのように破片が混入する心配がない
- 滑り止めがないので、下に何か敷く必要がある
めずらしいブラシマット
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