こんにちは、webライター&羊毛フェルト作家のかのぽむ(@kanopom_writing)です。
↓こちら記事では開業届の書き方についてお話ししました。
【個人事業主】開業届の書き方を図解説明!在宅ライターの主婦の場合今まさに書類を作成しながら見てくださっている方。いつかは開業したいと思いながら見てくださっている方。色々な方がいらっしゃると思いますが、このブログが少しでもお役に立てたら嬉しいです(*^^*)。
さて、今回は「青色申告承認申請書」の書き方についてお話ししますね!
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確定申告で青色申告をするためにはどうすればいい?
私は青色申告の65万円の控除を受けたかったので、開業届を出す時に「青色申告承認申請書」も一緒に提出することにしました。
確定申告で青色申告をするためには、対象となる年の3/15までに税務署に「青色申告承認申請書」を提出しなくてはなりません。
(1/16以降に新規で開業届を出す方は、開業から2ヶ月以内に出せばOK)
バラバラに出すと面倒なので、開業届を出すときに一緒に申し込んだ方が楽です。
(直接税務署に提出する場合、わからないことがあれば一緒に聞けるので一石二鳥♪)
青色申告を申請するための書類を入手しよう!
★所得税の青色申告申請承認書
【国税庁】のサイトからダウンロード。
こちらも開業届と同様に家庭用のインクジェットプリンターで、白黒印刷すればOKです。税務署の窓口で、もらうこともできます。
青色申告承認申請書の書き方を図解説明
実際にPDFファイルを開きながら見ていただくか、印刷したものを一緒にご覧いただくとわかりやすいと思います。
開業届と同様に私の職種である「在宅webライター」を例に挙げて、書き方をお伝えします。
記入例1. 最寄りの税務署の名前・・・例)長崎税務署長
2. 書類を提出する日・・・例)郵送の場合は、投函日。
3. 納税地・・・例)自宅の場合、住所地に〇をつけて、郵便番号と住所を書く。
4. 電話番号・・・例)携帯電話でOKです。日中連絡がつきやすい番号を推奨。
5. 氏名・・・例)もちろん本名を記入。フリガナも忘れずに!
6. 印鑑・・・例)シャチハタ以外の印鑑なら認め印で構いません。
7. 生年月日・・・例)当てはまる年号に〇を付けて、生年月日を書く。
8. 職業・・・例)文筆業 ※ここはご自身の職業を簡単に記入してください。
9. 屋号・・・例)好きな名前を付けましょう♪ 私の場合→かのぽむライティング
10. 平成〇年分・・・例)〇の部分には提出する年を書く。
11. 事務所または所得の原因となる資産の名称及び所在地
名称・・・例)自宅
12. 所在地・・・例)自宅の住所を都道府県から記入。
13. 所得の種類・・・例)事業所得に〇を付ける。
14. 青色申告承認の取り消しを受けたこと又は取りやめをしたことの有無
※今回初めて申請する場合は「(2)無」に〇を付ける。
15. 1/16以前に既に開業届を提出している場合は空欄のままでOK。
※1/16以降に開業した(もしくは一緒に開業届を提出する)場合は、業務を開始した日付を記入。
16. 相続による事業承継の有無
※相続に当てはまらない場合は、「(2)無」に〇を付ける。おそらくほとんどの方が相続とかは関係ないと思います(^^;)。
17. 簿記方式・・・ここ重要です!
65万円の控除にチャレンジする方→複式簿記に〇を付ける。
10万円の控除で十分だよという方→簡易簿記に〇を付ける。
18. 備付帳簿名・・・自分が青色申告のために記録していく帳簿の種類を〇を付ける。
※選んだ簿記方式や、事業の取引方法によって該当するものが異なります。
備付帳簿名ってどれをえらんだらいいの!?
はい!ここがこの青色申告承認申請書を作成する中で、
1番わかりにくかったところです(^^;)。
私は簿記の知識が全く無かったので、何が何だか全然わかりませんでした。
まず、法人じゃないので「手形記入帳」とかはいらないだろうし、「債権債務記入帳」とかも書くことがないでしょうし・・・(汗)。
「うーん、全然わからん!」と思った私は、
税務署が遠かったので、電話でわからない点を聞いてみました。
税務署に電話をして聞いてみた。
…あきらかに『何言ってるんだ?』と言わんばかりの間。
その場合は皆さん既に何かしらの帳簿を付けていらっしゃるものですから。
・・・いいんです。青色申告の控除が必要なぐらい絶対稼ぐからいいんですっ!!
私の心は負けませんでしたよ。『今に見てろー!』って思いましたよ、はい。
結局どれに〇すればいいんだって話ですが、そんなに気にしなくていいらしいです(汗)。
「本当にいいのか?」って思いました(^^;)。
とりあえず〇しとくように言われたのが、
「現金出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・現金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳」でした。
一応、これで審査通っているので大丈夫だとは思いますが、心配な方は最寄りの税務署の担当者にご確認をお願いします!あくまで審査をするのはその担当者の方の基準なので(^^;)。
ここで〇をしてもしなくても、結局は実際の青色申告の時点で、ちゃんと帳簿を残しておけば問題にはならないらしいですよ。
あと、私は確定申告用の会計ソフト・マネーフォワードクラウド確定申告を使用して帳簿を付けていくつもりだったので、
そのことを伝えると、
と、言われました。
会計ソフトならデータはきちんと整理整頓されて記録が残りますし、計算ミスもありません。
税務署も手書きの帳簿より、会計ソフトの方をおすすめしているそうです。
(特に私のような簿記の知識がない人間には必須アイテムですね・・・。
ちなみに私が今まで無事に青色申告ができているのは、「マネーフォワードクラウド確定申告」を使っているからです。会計ソフトは色々ありますが、私はこれが一番使いやすいと思っています。
最初のうちは仕事の件数も少ないので、無料プランで十分。
有料に切り替えるのは事業が軌道に乗ってからで大丈夫です。
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勘定科目についても説明されている本、買うと結構高いんですよね。
私も持っていますが、かなり助かってます。
↓amazon・楽天・Yahoo!でも購入できますよ。
開業するとこれからずっと確定申告が必要になるので、マネーフォワードクラウド確定申告をうまく使って乗り切ってくださいね。
マイナンバーって書かなくていいの?
そうそう、開業届で「個人番号=マイナンバー」を書きましたよね?
実は私が平成28年の初めに青色申告承認申請書を出した時には、記入が必要だったんです!
でも、この記事を書くために国税庁のサイトに行って確認してみたら、申請書のどこにもマイナンバーを書く欄が無かったのでびっくり。
調べてみると、
平成29年1月1日受付分からの青色申告承認申請書には、
マイナンバーの記入が不要になったそうです!
手続き関係は内容が頻繁に変わるので、その都度最新の情報を確認しましょう。
あ、でもやっぱり、
開業届にはマイナンバーが必須と言うのは変わらないようです。
ややこしいですね(^^;)。
詳細は国税庁のサイトで最新情報をご確認ください。
開業freeeを使えば、青色申告の書類も無料&簡単に作れる!
これまで長々と説明してきた青色申告書類の書き方ですが、実は無料で作成できるサービスが登場しました。
それがこちらの「開業freee」です。簡単な質問に答えるだけで、開業届の書類はもちろん、青色申告の書類だって作れます。
しかも無料。うらやましい・・・。私も使いたかったです。
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次回は実際に開業届&青色申告承認申請書を提出した時&後日談を書きたいと思います。
ちょっとびっくりなことがあったので・・・。お楽しみに~(^^)
☆続きはこちら↓
税務署はマイナンバーで何でもお見通し!?突然電話がかかってきた!